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お腹は締めずに、自然と『締まる』もの。

お腹に力が入ることがなぜ大事なのか?

お腹に自然と力が入ると、背骨だけでなくお腹でも身体を支えることができるからです。

その理由を考えてみましょう。

背骨の構造的に脆弱な『腰』

赤:頚椎 緑:胸椎 ピンク:腰椎

頭から骨盤までつながっている背骨は、頭側から頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、その下に仙骨があります。

骨構造的に強固なのは胸椎と仙骨。胸椎には肋骨が付随し、仙骨には寛骨が付随し骨盤を形成します。

逆に骨構造的に脆弱なのは背骨だけでそれよりも上部の重みを支えている頚椎と腰椎。
頚椎は頭部を支えるだけで済みますが、
腰椎は胸郭に加え上肢、頭部全てを支えるため、支えなくてはいけない重量負荷は頚椎の比ではありません。

※ 胸郭:肋骨と胸骨、胸椎で形成される部分

この重量負荷を腰椎だけに負担させないために、『腹圧』が非常に重要となるのです。

腹圧とはなんぞや?

腹圧とは、読んで字のごとく「腹腔内に生じる圧力のこと」です。

腹圧 = 腹腔内圧

腹腔を四方から覆う横隔膜腹横筋多裂筋骨盤底筋を中心とした筋肉が収縮し、腹腔を締め付けることよってお腹の内側に圧を生じさせることが可能です。

お腹の中に風船が入っている状態をイメージをしてみましょう。

姿勢を保つために腹圧が適切に機能するということは、
風船の中の圧力を高め、硬くなったゴムの弾力と押し潰された空気の圧力で胸郭の重みを支えるようなものです。

では、腹圧が適切に機能しないとどうなるか?
胸郭から上の重みによってお腹・腰がつぶれ、お腹がポッコリと前に出てしまうのです。

お腹での支えを失った腰は、腰椎に過剰な負担をかけ腰痛の原因ともなります。

骨盤を立てる感覚を覚えれば、
下腹部は自然と締まる

腹圧を適切に機能させるためにも骨盤を立てる感覚を身につけましょう。

骨盤を立てる時には左右のASIS、恥骨でできる面が地面に垂直に立つ状態を目安にしましょう。

この状態をいかに無意識であつかえるようになるかがキモです

この骨盤のコントロール能力を坐骨の感覚を利用して無意識下で身につけることを目指して開発したものが、
THE コツ™ チェア シリーズです。

THE コツ™️ チェア
THE コツ™️ ハイチェア
THE コツ™️ ローチェア
THE コツ™️ クッション

THE コツ™ チェアシリーズを利用することによって、自然と体幹機能を鍛え、
適切な姿勢と同時に、お腹周りの締まった身体を手に入れましょう

最後に、THE コツ™ チェア シリーズと併用して、姿勢を改善させるために取り組みたいエクササイズをご紹介します。

下腹部を締める感覚を養う
ボールバウンシング

バランスボールなどに坐った状態で上下に跳ねることによって、
上半身の軸感覚と同時に、下腹部を締める感覚を養うことが可能です。

【ガンシナー】では頭頂からの重量感覚を利用して軸感覚を高めたのと同じように、
バランスボールではその反発力を利用し、坐骨から頭頂まで一本につながる軸感覚を高めます

ご自宅にバランスボールが眠っていれば、是非とも活用してみてくださいね。

ただ跳ねるだけではなく、下腹部の締まった適切な軸感覚を身につけるコツを知りたい方は、
是非、THE コツ™ TRAINING の動画をどうぞ。(現在準備中です。)

現在、準備中です。