「姿勢を崩してしまったらダメなの?」
「だってみんな姿勢崩してるじゃん。」
姿勢に関することを生業にしていると、このような言葉が頭の片隅から聞こえてきます。
姿勢を崩すこと、悪いと指摘される姿勢を取ることが果たして本当に『悪』で、忌むべきものなのか?
先に結論からお伝えします。
「姿勢は適宜 崩すべき!」
ただし…
「姿勢の崩れをしっかりと認識し、本来あるべき姿勢を理解しているのであれば。」です。
姿勢の崩れを認識し、不快な症状が出現する前に姿勢を修正できるのは、
そもそも適切な姿勢がどのようなものであるのかをしっかりと認識できているからこそ。
この理解なしに、何となくガンバって姿勢を良く見せようとすると大抵失敗します。
その場で見た目の姿勢は良くなったけれども、疲労しやすく長時間保てないという状況に陥るのです。
基本的に姿勢は、同じ状態を長時間保つべきではないと考えています。
坐り続けていても、適宜モゾモゾと体を動かす必要があります。
(寝ている状態ですら寝返りをうって動くのに、いわんや坐位/立位姿勢においてをや。ですね。)
どれだけ負担の少ない良い姿勢を保っていたとしても、どこかに必ず負担はかかります。
この負担を分散させるためにも、あえて悪いと言われる姿勢をとるのです。
姿勢を崩すことを極端に恐れすぎず、
「自分は今、あえて姿勢を崩しているんだ。」
と余裕をもって姿勢を崩してみましょう。
「でもこのままで居続けたら、どこか痛くなるのはちゃんとわかっているから、そうなる前に姿勢は戻すよ。」
でいいのです。
この余裕をもって姿勢を崩すためにも、本来あるべき姿勢、戻るべき姿勢をしっかりと身につけておく必要があります。
そのために活躍するのが THE コツ™ チェア シリーズ であり、
Laboo. / ガンシナー です。
長時間坐り続けてお尻が痛くなる場合には、立って動き回る癖をつけましょう。
お尻が痛くなるのも「長い時間椅子に坐りすぎだよ。」とお尻が教えてくれていると考えられると良いですね。
長時間立ち続けてしんどくなる場合には、歩いたり、坐って休憩する癖をつけましょう。
我々動物は静止し続けるのは苦手なのかもしれません。
動物の名のように、『動く』のが本来の姿。
そう考えると、一日中坐って勉強を続ける、パソコンに向かって仕事を続けるというのは
ある意味、身体本来の機能から逸脱した生活様式なのかもしれませんね。
崩れて当たり前。
動きたくなって当たり前。
だからこそ戻るべき場所としての
適切な姿勢を身につけておく。
THE コツ™ TOOLsが
その重要性に気づくきっかけとなれば幸いです。